善光寺で中学生と建築の勉強
11月15日
午前中は研究室で読書、スケッチ。12時半に善光寺のとある宿坊へ。理学部による女子中高生に科学の楽しみを教えようという企画の一つを善光寺で行うことになった。谷口吉生の東山美術官、林昌二の信濃美術館を見て宿坊に泊まり二日目は善光寺を見て実測もしようというようなプログラムである。本当は夏休み中にやる企画なのだが、その時は応募者が少なく成立しなかった。今回はやっと参加者5名ありやることとなった。しかしふたを開けてみるとキャンセルが二人。結局3名の参加者。それでも宿坊でささやかなレクチャーをして二つの美術館を見て回った。参加者は中学2年生ということで娘の一つ下。そう思うと話はしやすい。建築の成り立ちを説明したがわかっただろうか?
4時過ぎのアサマで東京に戻り二子玉川に向う。恩師ディヴィッド・スチュワートの東工大での再雇用(designated professorと言っていたような)をお祝いして彼の新居にお邪魔する。奥さんが「図書館のような家」というだけあって本がきれいに壁、壁にはまっている。まあセンスがいいこと。建築雑誌というよりは女性雑誌に登場しそうなインテリアである。