ラウンドテーブル
午前中は読書。午後から今日の青学でのラウンドテーブルで話すことを考えようと思ったのだが、どうも体調がすぐれず一休み。結局行く前1時間少しメモを作って青学へ。青学は文化祭。人でごった返していた。いいか悪いか別にしてここには日建の建物が多く懐かしい。しかしよくよく聞くと、レイモンドやヴォリーズの建物を壊して新しい校舎が計画されているようでちょっと悲しい。青学の中でもひときわ由緒ありそうな洋風建築が今日の会場でありそこに黒石先生の部屋もある。30分ほど今日のストーリーを話し合い会場へ。
4時から1時間ちょっとイアン・ボーデン(ロンドン大学バートレット校の建築学科長)のレクチャー。そして5時半くらいからシンポジウム。八束さん、今村さん、僕が順繰りにイアンへの質問をしたり、あるいはパネラー間での対話となったり。スケートボードという特殊な体験は都市体験の一般論としては個人的過ぎないか?あるいは都市体験としてのフィールドスタディから創作論は構築できるのか?などなどなかなか本質的で充実した議論だった。会場からもロンドン藝術大学教授のワタナベ先生や東大の南後さんなどの適切な質問があった。会場には日建時代の先輩のkさん。研究室のY君。早稲田の講義に聴講に来ていた学生数名も来ていた。面白かっただろうか?終わったのは予定をはるかに回った7時半。大急ぎで夕食の場所に移動。創作和食に満足し、再会を約し、解散。楽しい二日間だった。