コンクリート打ち
早朝東京へいくつかのメールをしてから15元(250円)のホテルの朝食をとって現場へ。現場に到着すると2階床とエントランス階段のコンクリートを打っていた。見ると階段の鉄筋が型枠にくっついている。内部階段なので打ち上がってから補修することとする。この建物は一階の階高が5メートル以上ある。そのスラブをすべて支保坑で支えている。すごい眺めである。鉄は高いのでとにかくなんでもコンクリートで作る。そしてこちらのならわしで1階床はスラブではなく土間コン。それも最後に打つ。だから支保坑は土の上に立っているのである。なんとも原始的な風景である。日本ではまあお目にかかれまい。
午後クライアントが到着して月例会議。増額工事の話がスタック。通り雨がすごい。打ち上がったばかりのコンクリートに降り注ぐ。雨が過ぎ去った後に見に行くと、部分的に洗い出し状態。
事務所に送ったメールの返事が来ないので何度か電話したりメールしたり。昨日の九州の変更への解決策やら構造への波及の問題やら電話で話し始めたところで時間切れ。クライアントと現場を後にする。夜は施工者を含めての会食。早々に切り上げホテルへ。事務所からPDFで送られてくる案に電話で注文。