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ダヴィンチとバカボン

新幹線で広島に向かいながら布施英利の『体の中の美術館を』筑摩書房2008読み帰りの新幹線では武井俊樹の『赤塚不二夫のことを書いたのだ』文芸春秋2008を読んだ。布施は芸大の先生で脳と美のことを書いている。武井は小学館の編集者。入社すぐに赤塚不二夫担当になって死ぬまで赤塚とつきあった人間だ。武井の話はもちろん漫画である。しかも赤塚漫画だからギャグである。当たり前だが、ダヴィンチの絵もすごいけれどバカボンも同じくらいすごい。最近赤塚漫画が文庫本のようなサイズで売られているが、いま読んでも本当に笑える。
午前中は例の大学院問題で学科の先生に大量のメールを発信する。少々面倒くさいが、まあ僕がやらざるをえまい。午後事務所でyさんと学会中の進捗状況を打ち合わせ。いろいろと未解決やら手付かずやらたくさんあるのだが、一つ一つ解決していくしかない。
帰宅後上杉隆『ジャーナリズム崩壊』幻冬社2008を読む。日本のジャーナリズムの無責任ぶりやら下らぬ質問には辟易しているだけに、著者の主張には賛意を表したい。

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