海底が露わになった厳島神社
7時の電車で広島から広大のある西条へ向かう。駅から大学に向かうバスの中で構造の佐藤さんと会う。ヴィエンナーレの話を聞いた。風速20メートルを超える台風(シロッコ)が来ると壊れるのだそうだ。
私はデザイン分野での司会を担当。発表者の中に塩尻のコンペで佳作となった福屋さんの作品もあり懐かしい。私が司会をしている間に研究室の二人の学生は歴史意匠の部屋で発表中。自分の学生の発表が聞けないプログラミングはなんとかならないものか!!!司会終了してから自分の大学の先生とお会いし、学会とは関係なく学科の懸案事項の打ち合わせ、延々1時間半。早くしないと今日の予定が狂う。急いでバスに乗り西条へ。西条から電車で宮島口まで行き厳島神社に向かう計画。ところが、、、、この電車に乗ったはいいが停電で動かなくなってしまった。定刻なら2時に着く所が着いたのは3時半である。1時間で行くところが2時間半もかかった。宮島で2時間は入れた予定が、残り時間30分である。歩いている暇はない。タクシーも見つからない。フェリーの降り場からレンタサイクルを借りて疾走する。厳島神社は引き潮で海に浮かぶ優雅な姿ではなく、海底の砂に建つ建築となっていた。荒々しい感じである。