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常識はずれ

今日から信州大学3年生の桑島さんがオープンデスクで来所。初日から1/30の模型制作である。
突如決まった来週の九州打ち合わせと上海主張がバッティング。うまくずらし、九州に飛び1時間打ち合わせをして福岡から上海へ飛ぶという飛行機の調整におおわらわである。こちらの予定も聞かずに打ち合わせセットしてくれるなというところだが、この日を逃すと延々遅れそうなので文句も言えない。
来年度から始まる大学院における実務経験の審査基準の暫定案がメールで送られてくる。これは一級建築士の制度改正に伴うもの。一級建築士の受験資格は指定の建築学科を卒業すると実務経験2年で獲得できた。そして大学院の修士2年間は実務経験相当だったのだが、これからは授業内容によることになりそれを審査するというのである。来年度からこの制度が行われるにもかかわらず、その審査基準が今日まで不透明であった。
しかし、審査組織(国交省の外郭団体だと思うが)は一体何を考えているのだろうか??こんな基準を今日送っておいて、それに見合う授業内容を作って来週出せというのである。あんた、牛丼じゃないんだから授業カリキュラムが一週間でできるわけないでしょう!!そのうえ明後日からは建築学会が広島で開かれるのですよ!日本全国の建築学科の先生も学生も現在列島縦断中である。これでは学科の会議も開けない。そんな状態でカリキュラムも何もあったものではない。役所はまったく常識が欠如している。
先週末中国から戻ってきたナカジは明日からまた中国。今日まとめて報告と今週の見通しを打ち合わせ。明日はテーテンスのsさんもいっしょ。いよいよ設備工事も始まる。

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