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ライブ

10時前に事務所に来るとスタッフはまばら。この時間にいるのは日直(掃除と電話受けと荷物受け取り係り)か徹夜明けである。徹夜のスタッフがいるとクーラーが一晩中回っているので妙に涼しい。今日もひんやりとしたが徹夜組みはいなかったようである。あっちこっちに電話をしてプロジェクトの交通整理。九州プロジェクトの構造を頼んでいたsさんが鉄骨になるとスケジュール的に対応し切れそうに無いので金箱さんに急遽応援を頼む。来週月曜日に半ば強引に打合せを頼み込む。それを受け入れてくれるところが本当にありがたい。それから気分を変えて明日のエコセンター研究会の資料を作る。最初はイラレで作ろうかと思ったが、自分の頭がクリエイティブになれるのはフリーハンドの時と思い直す。A4の白い紙を10枚ほど置いて書き始める。地図をいれたりダイアグラムを入れたり、雑誌のスキャンをするべき場所を決めたり、だいたい8ページくらいになろうか。スケッチを竹内君に渡しこれで明日の資料をまとめるように指示する。一段落するが、暑くて昼を食べに外に出る気がしない。と木島さんに言ったら、私は今が最高に体に合う季節だという。ふー。そういう人もいるわけだ。何も食べないわけにも行かないから仕方なくコンビニにおにぎりを買いに行く(2時なので、もうレストランは閉まっている)。昼を食べてから、九州プロジェクトのインテリアのポイントパースを3つほ描きはじめる。鉛筆で立ち上げてマーカーと水彩色鉛筆で着彩してカラーコピー。山本さんにそれらを見せながら主旨を説明。一つ目はバーカウンターと暖炉のデザイン。二つ目はキッチン収納yとトップライト。3つ目もトップライト。いずれもパースを起こしたがやはり光は十分には分からないので最終的には1/30の模型を作るように指示。
夜はクライアント候補と神宮球場へ。野球ではなく、今晩は花火である。5時から様々なアーティストが7時半の打ち上げ前を盛り上げている。僕等が着いたのは7時頃。二人でビールを飲みながらソーセージをつまんでいるといきなり大音響と共にステージが点滅。倖田來未 の「bu」tである。アリーナ席の大観衆がスタンディングで手を振り上げる。このカリスマ性はすごい。もちろん曲もいい。ちょっと前までの比較的スローな曲作りから、最近はリズミカルに変わってきている。声も顔も性格も踊りも少し日本人離れしている。3曲目がフィナーレ「さよーならー」と言ってステージを去る、ステージライトが消える。その時。脳ミソが吹き飛ぶような音と共に一発目の花火が打ちあがった。見事な演出である。

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