重厚
図説前の第二回めの査図。出来てない図は追加変更で出すし、それらはとりあえずスケッチで勘弁してもらうのだが、それにしてもまだ間違いも多々ある。明日の11時までに(青焼き屋が取りに来るまでに)直しきるかな?
夕刻中国出張中のナカジからメール。やっと工程表がでてきた。6月の初頭上海近郊は大雨で着工が遅れたのだが、やっと杭打ちが始まったようである。とりあえず着工できたのでほっとする。
九州プロジェクトのスケッチを開始。いかに「重厚」を建築化できるのだろうか?ここが当面のポイント。現代の軽い建築をアイロニカルに批判するにはいいテーマなのだが、やり慣れないことなので前へ進めない。ふと磯崎が唯一日本建築で心を動かされた建物が東大寺の南大門であったことを思い出す。そしてあの豪快な形状が空中都市に繋がったことがヒントかもしれない。細さを消す。太さを面にする。少しスケッチは進みそうである。