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ベルニーニ

ボルゲーゼ美術館でベルニーニの彫刻をこれでもかというほど見た。サンピエトロの楕円の前庭広場を設計したことで有名だと建築家は思っているが、ここに来るとバロックの彫刻家としての名声の方が高いのであろうと想像される。ボルゲーゼの中でもベルニーニの彫刻はその躍動感において他を寄せ付けない。この彫刻にしてあの建築ありである。ボルゲーゼにはカラバッジョやティッツィアーノなどの後期ルネサンスの有名芸術家の多くの作品が展示されている。ボルゲーゼからホテルに戻り、ボッロミーニのサン・クワトロ・フォンターネの写真を撮りにでかける、気温は37度。灼熱の東京から来たので体は慣れているが、かなりの暑さである。その後フィレンツェ行きの電車に乗り込む。奮発して1等を買ったのに、故障中らしくクーラーが効かない。金返せ。と言いたいところだが、イタリアではけんかもできない。そう言えばクアトロフォンターネのそばでpoliceの写真を撮っていたら、すかさず寄ってきて消去しろと抑圧的な言い方で迫ってきた。policeも風景だろうがと言ってやろうかと思ったが、、、やっとフィレンツェに着くと駅前のサンタ・マリア・デラ・ノッベラは修復中らしく、あののっぺりした意匠が足場で隠れて見えない。残念である。夕食に食べたティラミスは日本のものより少しおいしかった。値段は6urくらいである。

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