コンペ
午前中ゼミ。設計が4年3名、修士1名。論文は4年2名、修士1名。設計のレジメと論文のレジメでは当然チェックポイントは違う。論文のレベルは世の常識があるとして、設計に付随する論文のレベルは世の常識はあまり無いので何をポイントにおくかはなかなか難しい。もちろん論考としての論理性が基本であるとしても、設計に繋がるいかなる結論を導くかは必ずしも演繹的な作業だけでは十分ではない。逆に言えば、あるところでぎりぎりの論理の飛躍が無いことには設計へ架橋することはできない、、、、、などというレベルを悩む段階ではないかもしれないが。
午後コンペのスケッチ。今までの研究室コンペは「やってみろ」方式だったが、それだけでは無理であることが分かってきた。いや学生はやるのだが時間がかかる。さあはじめるぞと言うあたりで締め切りなのである。そこで今年は「やってみせる」方式に切り替えた。スタディの仕方、スケッチの書き方、模型の作り方、一から教えることにした。こっちがその気なんだからしっかり応えて欲しいところだ。最終一本前に乗りたく研究室を出る。駅で思い出した。明日締め切りコンペのプレゼンチェックをするのを。だいたいのところは一昨日見たので分かっている。しかしA1、1枚だからこの1.5日でどうにでもなる。頑張れ。車中『大学と言う病』の続きを読む。ふーなかなか長編で読み終わらず。東京。