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もっと自分らしさを

キャンパス計画の打ち合わせを1時間で中座。学会の打ち合わせ。昼に博士課程への入学希望者から資料が届く。調書をチェックして書類を書いていたら昼食を食べ損ねた。そのまま院生の講義。終了後遅めの昼食をとり教員会議。終わってゼミまで少し時間がある。少し考え事。なんだか今日は気分が晴れない。なぜか考えていたのだが、昨日見た提出されたばかりの3年4年の図面が原因のような気がしてきた。何故なのだかよく分からないのだが、力がアップしっていない。明らかにプレゼンテーション力不足なのである。つまり必要図面を満たしましたというものばかり。「僕の図面を見て欲しい」という熱意を感じるものが余りに少ない。この無個性化は何なんだろうか?みなgenericになりたいのだろうか?何もコールハースに迎合しなくてもいいのに。。一般に、実際に作ることができない学生たちはあり余るエネルギーをもてあまし、それが図面表現にはみ出しほとばしるものなのだが、、、、
そんな憂鬱な気分をつい引きずってしまう。ゼミは明るい気持ちになろうとするのだが、マーク・ポスターの『情報様式論』を読みながら、これだけ多元的な時代、もっと個人のエネルギーが発露してもいいではないか、もっと自由に勝手に自分らしさを出したらいいではないかと思ってしまう。

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