島田明日香の踊り
5月25日
朝一東大講義、今日はひどい雨である。雨は憂鬱である。午後エクスノレッジの窓特集があり取材を受ける。インタビューに答えるのはその情報量を文章にするより遥かに楽である。カメラマンも来てインタビュー風景から写真とりまくりなのにはまいった。その上何か模型を、と言われ、たまたまその辺にあった「三窓」の模型が入念に撮影された。夕刻歯医者。未だブリッジはつかない。相変わらず痛い。夜、谷川渥氏がディレクターを勤めるギャラリーが閉鎖される記念イベントとして和栗由紀夫の舞踏が行なわれた。和栗の舞踏は1年前も見たのだが今日は弟子の島田明日香との競演であった。1年前の和栗の踊りと今日の踊りが重なっている。島田はもと日本舞踊を学び和栗の好善社に入った。今日も和服で狐面をつけて登場した。体の動きが繊細である。扇子を持つ手が360度回転しているように見える。そうかなんと、よくよく見ると背中側をこちらに向けて踊っている。お見事である。