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カナダの建築家突如現われる

突如事務所にカナダ人の建築家が現われた。日本人の友人といっしょなのだが、こちらは一体何が何だか分からない。友人曰く、事務所で働きたい旨メールしたとのこと。そしてそこにポートフォリオも添付したと言う。しかしまったくその記憶がない。しかしとにもかくにも本人が目の前にいて、ポートフォリオも持っていて見てくれという。カナダの大学院まで出て、カナダの事務所で三年働き日本で働きたいという。こちらは意地悪だから、日本で働きたいなら事務所は一杯あるよと教える。こちらは何故ofdaで働きたいかを聞いているのである。すると僕宛の手紙を出す。手紙はなかなか良く書けてある。しかしそう簡単にこの手の人を受け入れることは難しい。先ず日本語がまったくできない。これでは僕とコミュニケーションできても仕事はできない。デザイン力も飛びぬけてあるわけでもない。この手の人は何度か来るのだが、まあ難しい。日建設計あたりに聞いてみたらどうかとアドバイスする。午後打合せ。また長い打合せとなる。終ると10時。皆で食事をして解散。

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