建築における量の問題
建築における量の問題というのはかねてからの僕なりのテーマ。それは修士の時に摩天楼研究をした時からのもの。論文の最後に残ったこの問題。実はこれは僕のモノサシには入っていないテーマ。だから重要な問題なのだが、なかなか書けない。朝からうーうー唸って、気分転換に四谷図書館に行こうと思ったのだが、今日は休館日。ダムの話や橋の話など、土木的なテーマを少しずつネットで調べる。David E. Nyeの American Technological Sublime を補助線に技術革新と量と数学的崇高に話を関連付けようというのが最初の狙い。そしてじつは崇高以外に量の問題は塔性という高さへの希求へと繋がるというのが二つ目の狙いである。そこへつなげていく筋道がまだ甘い。