上流社会
昼食をともにしたある方は「僕は既に一生生活に困らないだけの所得を得た」と言っていた。世の中にはこういう人もいるのだなあとびっくりした。羨ましいとは思わないが、現代の日本では、何かの拍子にそういう人生を歩む道に入ることが可能であるようだ。そしてつまりそういう道が用意されているということなのである。そして必ずしもそういう道はあまり公にはなっておらず、(というのもその方もその道に進めばそうした給与を得られると意識してその道に進んだわけではないのである)かなり偶然そういうことになったようなのである。そんな世の中が少々不思議だったり、面白かったりした。でももちろん努力と粘りと能力があってのことであり、頭が下がる。