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ヒューマニズム建築

昨日はゼミが終ったのが11時だったかな?へとへとになって帰宅。辺見からメール。Geoffrey Scott の‘The Architecture of Humanism‘について書いてあった。この本、5年くらい前に購入してぺらぺら参照していたもの。それは「建築のモノサシ」を作っているときに人間と妖怪という概念で建築を読み解くためだった。ウイットコウアーの『ヒューマニズム建築の源流』が手に入らず何か良い本はないかと物色していたときに、井上充夫の『建築美論の歩み』でこの本が高く評価されていたので、購入したものだった。古典主義を評価するために、ロマン的、倫理的、生物学的、機械的、建築論を片っ端からfallacy(謬見)として切り捨てるところが小気味良い本なのだが、でも最終的にhumanismという所の説得力は現代から見ると弱いように感じていた。しかし、きちんと読んだわけではないので再読の価値あるかな??

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