レイアウト
昨日、午後製図のエスキース。蔵春閣のコンヴァージョンに対する企画書(用途を何するか)をA3一枚にちらしのようにまとめさせそれを書画カメラで発表させた。ちょっとちらしの作り方には制限をつけた。『目次のレイアウト』というシリーズの事例本3冊の中から好きなレイアウトを選びそれをそのままコピーして字面と写真を自分のコンテンツに合わせて使ってみなさいというものである。当たり前の話だが、出てくるものはそれなりになっている。今まで平面構成、レタリング、字の大きさなどにまるで無頓着であった彼等のレイアウトが少しは見れるものに変身した。それにつられてかどうか分からないが、内容もそこそこ変身している。それは、それらの本から単にレイアウトだけではなく、コピーのセンスも学んでいるからだろうと思う。しかし逆に言うとああした本のコピーは「モノ」がありそれをある幻想のレベルに引き上げる言葉を探し選び出している。そうであれば今回の学生の作業は幻想のレベルから「モノ」に落としてこなければならず、結構創造性のいる作業が待っている。
コンテンツの中に銭湯とかスパなどというものがあり急に温泉!にはいりたいと思い立った。もちろん大学のそばに温泉があるわけでもないが、ちょっと大きなスーパー銭湯があることを知り、肩こりがひどかったので製図終了とともにそこへ行く。うーん気分爽快。夜は新たに研究室に入った4年生の歓迎会。昨年いた女性二人が卒業して今年は完全な男所帯となった。