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打ち合わせ

午前中、景観論の本をぱらぱらと読む。その中でも樋口忠彦の『景観の構造』は数少ない体系的で分析的書物。それもそのはず、博士論文であるとまえがきに書いてある。しかしすごいのは手元にあるのは2000年に出た14刷。初版は1975年。25年間読まれ続けているということだ。その意味では景観の古典的名著といっていいのだろう。
夕方事務所に東工大の奥山氏と鹿島松口さん来所。とある企画の打ち合わせ。その後とんかつを食べて、四谷こくてぃるという荒木町のお店で一杯。建築談義に花が咲く。松口さんは鹿島出版会に出向中に『東京発東京論』や『篠原一男のアフォリズム』を担当してくれた人。今は設計部に戻られて九州支店におり、東京出張にあわせてofdaで打ち合わせ。奥山は初めて我等の事務所に来た。話は少し進んだ。うまくいくといいが。

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コメント

景観の本、私も読んでみようと思います。松口さんは入社は1期下の大学の先輩です。相変わらずアクティブにご活躍されているようで、何よりです。

そうですか松口さんはご存知ですか?大学とは大学院のことですか?

大学院です。また会う機会がありましたら、宜しくお伝えください。

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