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フラクタル

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一昨日渡辺誠の 『建築は、柔らかい科学に近づく』という本を読んだ。久々に共感できる楽しい建築の本に出会った気がした。その本で高安秀樹というフラクタルの専門家が「複雑さに潜む合理性を求めて」という序文を寄せていた。
曰く「自然の造形と人問の造形を最も端的に区別するのは直線であろう。人間のつくったものには、直線の断片が含まれることが多いが、自然界の中にまっすぐな部分を見いだすことは非常に難しい」
ちょっと読むと大したことは無いかもしれないが、ここ数日、建築の形態を2つに分類するとどういう概念になるのが妥当だろうかと考えていたところだったので。これかなと思い嬉しくなってしまった。
そんなわけでこの高安さんの別の本も読んでみたくなりamazonに頼んだ。その名も『フラクタル』である。今日東京に帰りがけ学科事務室の僕のポストを覗くともうこの本が届いていた。嬉しくなって帰りの電車で読み始めたら、「うわっかなり専門的ではないか!」数式オンパレードである。と思ったときには深い眠りに入っていた。

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