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夜中の奇行

昨晩4時ごろ目が覚めた、頭が妙にさえている。夢で論文を書いているではないか。かなりきているねこれは!と思ったものの、これを忘れたらまずいと思い、筆記具を探す。しかし昨夜に限って全ての荷物を研究室に置いて手ぶらで帰ってきていた。僕の部屋は本当にベッドと小さな机しかない。文房具も何も無い。困った。シャツのポケットにボールペンがささっているのを思い出した。ところが、ノートが無い。しょうがない読み終わった文庫本のカバーの紙に書き始めた。4行書いたところで、さあ寝ようと思って枕元の電気のスイッチを切った。ところが3分後にまた頭の中に一行分の考えが浮かんだ。枕元の電気のスイッチを入れて一行書いた。と繰り返すこと3回。今朝研究室に来て読み返してみる。なんだかどこかで読んだような言葉が並んでいる。
このところ来年度のゼミで『モードの体系』を読みたいという学生がいるので、未だ読んだことの無いこの本を(お恥ずかしい)精読している。この本ではシニフィアン、シニフィエを記号作用部と記号意味部と訳しているのだが、先ほどのメモに建築作用部と建築意味部という言葉が並んでいるのだった。思わず笑った。

明日は学会主催須坂市共催の講演会。皆様ありがとうございます。演題は『新旧共存の街・建築』。今晩は夢でリハーサル。

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コメント

本日の講演会にお邪魔しようと思っています。
楽しみにしています!
頑張ってください。

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