Done is everything! Done is beatiful!
研究室7時半。暖房は全然効かず凍えそうである。羽毛のロングジャケットをはおって読書。11時から設計系の就職ガイダンス。昼食後1時から2年生の製図のエスキス。2年の課題はオフィスで敷地は僕の設計した長野県信用組合の道路挟んだ逆側である。この敷地は僕が選んだのではなく、非常勤講師の広瀬先生が選んでくださったもの。規模もご丁寧に同じである。というわけで僕には手に取るように分かる大きさだが、学生にとってはいきなり巨大な建物かもしれない。間に正月が挟まっているせいか去年の暮れからあまり進展が見られない。2月2日の講評会には山本想太郎君に来校していただくのにお見せできるものに仕上がるのだろうか?
中休みに坂本先生と電話で会話。新年のご挨拶をした。坂本先生からは『言葉と建築』献本へのお礼とお褒めの言葉をいただいた。ありがとうございます。
夕食後、製図室を覗く。さすがに年明けると、2年からm1まで沢山の学生でごった返している。信州大学には製図室は一つしかないので早い者勝ちである。課題の締め切りも近くなってきたので皆必死である。卒業を目指すものはあと少しハイになって頑張るしかない。
僕がuclaで修士設計をしていた20年前、製図室では深夜になると誰とも無く叫び声が上がる。‘done is everything! done is beatiful!‘「終わらせることが全て、完成は美しい」。
21時の新幹線に乗ろう。