メイン | 2010年05月 »

2010年04月 アーカイブ

2010年04月13日

第一講お題

それでは始めよう。本年度も皆さんの素敵なコメントを期待する。

では今日の話「性格」について。

人間の性格はどうしたら分かるだろうか?その人に会って顔を見ただけでは性格は分かるまい。やはり少し話をしてみるとか、あるいは数回食事をしてとか、とにかく何らかの形で相手とやりとり(コミュニケーション)しなければならないだろう。
では建築はどうか?建築は生きていないのだが、やはり人間同様、建物にであって一目見て性格は分かるまい。少しコミュニケーションをしてみないといけないのではなかろうか?
そこで、君がある建物の性格を知るという使命を課された時、①君はどの様にして建物とコミュニケーションを図るか?②その結果その建物のどの様な性格を感受することができるか?二つの点から答えてほしい。
評者は新井君。優秀賞1点、佳作2点位を選んで欲しい。

2010年04月19日

第二講お題

本日のテーマはコンテクスト。コンテクストというといつも周囲の環境から何を参照するのかと言うことが問題になる。しかしその質問はどうもあまり建設的ではない。それはそれでありだとは思うのだが、今日は違う考え方をしてみたい。人間関係でもそうだが、良好な人間関係はコミュニケーションで育まれる。例え違う文化であろうと、違う人種であろうと、これからの世界では相手と共有できるものと差異を分かり合うことが重要である。建築もそう考えてみたらどうだろうか?つまり自分の作る建築が周囲の建築とコミュニケートしながら同質性と異質性を認識し合うという態度である。そのためには、先ず相手の良い点を褒めてやることが必要である。さらに相手にはこちらのよい(と思う)点を尊重させる必要がある。
さてそこで、君はどの様にして自分の建築を向こう三軒両隣の建築とコミュニケートさせるか?その方法を成るべく具体的に考えてほしい。ちょっと難しいが自分なりに考えてみてくれ。
ノブの評を楽しみにしている。

2010年04月26日

第三講(デザイン)お題

最初にスケジュールの話をします。5月7日(金曜日)は月曜日の時間割ですが、この日は休講とします。次の講義は5月10日です。
前回のお題は難しかったようなので、今回は少し答えやすく考えてみたい。デザインとは概念(イデア)とモノ(モルフェとヒューレ)との相克であるというのがつまるところの今日の話なのだが、建築を見ていると、ああこれはイデア先行型だよなとかモルフェだけだよなぁとかヒューレだけでモルフェがないなあとかそのバランスが悪いものが多々あるのではなかろうか?僕の建築もイデア先行型だと坂本先生に批判されたのはArchitecture as Frameを読んで頂けると分かると思う。そこで君の経験した建築においてイデア、モルフェ、ヒューレの視点からそのバランスについて批評してほしい。では北野君宜しくお願いします。

About 2010年04月

2010年04月にブログ「??????2010? ?」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

次のアーカイブは2010年05月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。