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第五講お題

本日の話はかなり拡散しました。それだけ形の議論は建築において重いテーマだということです。
プラトンのイデア、形の裏を精神で読むこと。そしてアリストテレスの形相=形式+形。それに連なるルネサンスのネオプラトニズム。それから続くドイツの濃い理論展開。カントの形の重要性と形が精神の分類項目であること。ゲーテの自然界の形には原型があること。ヴェルフリンの形は擬人化して人間は感じ取ること。ヒルデブラントの形より空間が重要と察知したこと。なんていうドイツの議論の後20世紀は社会、技術、環境、意味なんていうものがへばりついてきました。
さてそこでお題です。
今日は選択式にします。
18世紀19世紀のドイツの議論。カント、ゲーテ、ヴェルフリン、ヒルデブラント。この4人の誰かを選んで、彼等の論旨を踏まえ、あなたの経験を語る。例えばヴェルフリンを踏まえ、あなたが建築を見たときの気持ちをあなたの身体感覚で語るという風に。

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