David Adjaye
ギャラ間に来た。ディヴィッド・アジャヤイ展。久しぶりに見たいと思った。アジャィの作品集は二つくらい以前に買って持っていた。タンザニアの黒人建築家というところがミステリアスだし、事務所を開いて10年くらいで世界的な建築家になったと言うのも謎である。その作風は実に簡素である。色々考えた上で一気に抽象化する。これは彼自身言っている。だから形だけみれば妹島さんみたいだ。しかるにその外装はあでやかだ。一目でアジャヤイと分かる。色と目地の付け方が独特だ。鋼板パネルやガラスパネルを馬目地でつけるのがアジャヤィ記号となっている。でも悪くない。着物の柄のようなもの。アジャイ織である。