ペルーWS打ち上げ
卒業設計のエスキースを外国の人間がやることの意味はあるのだろうかという不安はあったが、こちらとしてはペルーの学生が行う卒計に触れてみたいという興味でやってきた。そして僕らとは違う設計への取り組みと僕らとは違う設計の課題があるということがわかった。そんなことは想像すればすぐわかることなのだが直面して実感することである。生産のための技術なんて東京では卒計の課題としてはあまり考えられないことだし、不思議な粘土で中傷的な模型をきっとぼくらは作らないだろうと思って眺めていた。
彼らの大学は素晴らしいキャンパスと施設を備えていた。ペルー1の大学で育つ彼らがラテンアメリカの建築をしょって立っていってほしいと切に思う。そしてここに来た理科大の学生が多くのことを学んだであろうことを信じている。