EUNIC Japan 建築会議
Europe-Japan Symposium Blue Architecture: Beyond Sustainability(ヨーロッパー日本、サスティナビリティを超えた建築:ブルーアーキテクチャシンポジウム)を今年やると決めたのが昨年末である。
EUNIC Japan という組織があるhttp://japan.eunic-online.eu/?q=ja/node/440。Europe Union National Institute for Cultureの略であり、EU諸国の文化を日本に広めるという使命がある。この組織の議長であるスペインのアントニオが僕にこのシンポジウムを持ちかけキュレーションを頼んできた。そして本日参加希望国の大使館の文化参事官が集まって会議があり、僕が趣旨を説明し、やる場所と日程をほぼ決めた。
今日集まった国はスペイン、ポーランド、クロアチア、フィンランド、オーストリア、イギリス、イタリア、ドイツ、ルーマニア、スェーデンである。どこの国も参加の意思表示をした。そして3つのテーブルを作りそれぞれにテーマを決めることにしてそれを僕が考えることになった。さてどうするか?
参加国はさらにバルト3国、チェコなど5〜6カ国は増える予定だそうだ。途中でやめる国がいてもおそらく日本を入れると12カ国くらいになる。これだけの国が集まり建築の議論をするのは未知の領域である。この範囲の国の人間で共通に語れるテーマを三つ作るというのもなかなか骨が折れそうである。でもいい経験だ。文化の多様性を露呈させるいいチャンスである。週末にはEU 日本代表部でオフィシャルミーティングが開かれるhttp://www.euinjapan.jp。