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カーンと自然

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言葉と建築の講義で今日は「自然」である。古来自然は芸術の源泉であっただが、ゼンパーあたりから変わって来る。そしてカーンはこう言う。「人が作れるものは自然には作れない」そう言う目で去年見てきたカーンを振り返るとこの幾何学性に納得する。モダニストの美学的バックボーンにヴォリンガーの『抽象と感情移入』が挙げられるが、カーンは真に抽象の建築家だろう。しかし自然とコントラストを作ることで自然を引き立てているようには見えるのだが。

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