Time flies
昨晩は友人家族の提案で娘の渡米を祝っていただいた。娘同士が小学校1年生の同級生でそこからのおつきあいである。ぼくは娘が小学校へ入学する少し前に日建をやめ新しい人生をスタートさせたので昨晩はそんな二つの記憶が重なりあって感慨深いものがあった。
娘の友人は財務省で働き始め、娘はNYCに旅立とうとしている。小学生の面影はもはやない。光陰矢の如しである。僕の独立してからの歩みもあっという間で最近できた作品集の30作品のうち29個がその短い時間の中でできたものだった。16年前にできた建築にたまに会うことがあるがもちろんそれらはそのころと変わらない。むしろエイジングしている。そしてさらに数十年すると人間がエイジングしてもしかすると建築の方が若くなっているかもしれない。