建築批評
とある有名な外国の美術館キュレーターの方とお会いしてお話した。その美術館では来年日本の建築展覧会を行うので情報収集しているとのことであった。
そこで制作論としてArchitecture as Frame and Reframeの話を最近できた作品集をもとにした。次に、受容論としての建築の規則、建築の条件の話をした。彼女はこの受容論に大変興味を示してくれた、日本には建築の理論がなく、建築チーフキュレーターに日本の建築理論にはこういうものがあると勧められるものが無いと言っていた。その中では大変興味深いという話をいただき嬉しく思った。こういうことを言われたのは2度目である。おそらく日本にも建築理論はあるのかもしれ無いが、発信されていないのである。あるいはどんどんプラクティカルになっているのである。でも建築はやはりロジックなのだと思う。だからこういう実践を評価してくれる人がいると本当に救われる。
建築の規則はアブストラクトを英語化できているが、建築の条件についても英語化を前提に書籍化を考えたいところである。