イギリス帝国
帝国に関する読書第二弾は秋田茂『イギリス帝国の歴史−アジアから考える』中公新書2012を富士吉田への道中で読む。かつて世界の陸地の4分の1を占めていたイギリスと言われてもにわかにはピンとこないが確かに、カナダ、オーストラリア、インド、アフリカ南部、そして結構忘れがちなのがアメリカである。アメリカ東部はイギリスの流刑地だったのである。こうしてみるとアフリカ以外は全て訪れたことがあるのだが、果たしてイギリススタイルの建築がこれらの地に建てられていたのだろうか?もちろん本書からはわからないのだが、例えばアメリカのジョージアン様式はイギリスのスタイルに他ならない。カナダ、オーストラリア、インドは???それぞれの国の建築史をおさらいしてみたい。