« コンテンポラリーズ展覧会 | メイン | アメリカンアートの流れ »

ポストモダンの見方

2016-05-21%2021.54.24%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%92%E8%B6%85%E3%81%88%E3%81%A6.jpg
ユリイカ、現代思想の編集長を務めた三浦雅士が面白いことを言っている。ポストモダンとはアメリカが(西欧ではなく)70年代後半に勃興してきたアジアを無視できなくなり、このアジア文化を西欧が発明したモダニズムを否定するために利用したという説である。その証拠に音楽のポストモダニズムと言えるミニマルミュージックの淵源はガムランミュージックだと述べている。
建築では直接アジアがモダニズムを覆す力になっているとは思いにくいが、、、
三浦雅士編『ポストモダンを超えて—21世紀の芸術と社会を考える』平凡社2016

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://ofda.jp/lab/mt/mt-tb.cgi/8172

コメントを投稿