ブラジル大使は建築のプロ
「パウリスタから学ぶ」と称してサンパウロ建築を学ぶ連続レクチャーをブラジル大使館で行った。レクチャラーのトップは駐日ブラジル大使のアンドレ・コレア・ド・ラゴさん。彼は去年のベネチアビエナーレのブラジル館のキュレーターなのである。大使が建築の専門家というのは意外である。次はブラジル人建築家ルイスの作ったサンパウロの歴史を中川君が代読。そして次に塚越君が若手サンパウロ建築家の建築について語り、最後に僕がブラジル建築から学ぶことと称してブラジル建築の公共性について話をした。
大使とはイベント始まる前にお話しをして私のアーキテクチャーアズフレームをプレゼント。そのお返しに大使が監修した名写真家の撮るブラジル建築という本をいただく。今後ブラジルとの交流を深めるために協力を惜しまないと言われ、国際交流基金に今後の展開のための助成金申請をする予定である。