« ドイツ留学する二人の送別会 | メイン | 君はエリック・ホッフアーを知っているか »

建築は体力だとつくづく思う

thumb_P1030808_1024.jpg人間は体を基礎にしてその上に意思があり、感情があっててっぺんに知性がある。いくら知性があっても感情が乱れると知性は使い物にならない。そのための意思は健全な肉体に宿る。全くそう思う。体を常に良い調子に保つことがなんと言っても僕にとっては重要である。そのためには肉体を鍛えるルーチンな毎日を規則正しく送ることが大切だと思っている。軽井沢で施主検収の行き帰りで斎藤孝の本を読んでいたら同じようなこと言っていた。まあみな思うことは同じなのである。肉体が弱っている人は時たま冴えた発想はできても持続力が無い。また肉体が鍛えられていても意思が薄弱な人は感情をコントロールでき無い。そこまで準備されてやっと知性が活かされる。
この建物の最初の打ち合わせをしてから3年。建築は持続力だと思う。体力と意思がなければできるものでは無い。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://ofda.jp/lab/mt/mt-tb.cgi/7724

コメントを投稿