朝起きて机の上を見ながら溜息。このIT機器の山とその配線コードのスパゲッティのような様。その昔インタビューをした元東大先端科学技術センター長の柳田博明先生がこういう状況をスパゲッティ症候群と命名して嘆いていた。テクノロジーは誰でもが使えないといけないし、壊れたら自分で治せるくらいの簡単なものでなければとおっしゃっていた。つまり「テクノデモクラシー」出なければと言うことだ。しかるに現状はちょっとしたことで動かなくなったり、時限爆弾でもついているかのようにすぐ壊れ、何かあるとメーカーの工場まで行かないと直らないという状況である。悔しいのはそういう機器なしでは済ますことができないこの現状である。