金箱さんと大空間を教える
昼から東工大で前期の製図の課題説明とショートレクチャー。この課題は去年から行っているもので、構造の金箱先生といっしょに行っている。
去年は私が設計したリーテム東京工場の別案を考えるというのを行ったが、今年は都市に屋根をかけて公共スペースを作るという趣旨の課題とした。題してPUBLIC ROOF。都市の中に公共の場を見つけて屋根をかけよというものである。大きさは20メートル角から100メートル角まで自由。ただしその屋根の下に屋根面積の10%くらいの公共の用途をもった建築を挿入せよというものである。課題の説明には、パウロ・メンデス・ダ・ロシャ、オスカー・ニーマイヤー、アルバロ・シザ、レイディなどのピロティ、屋根のデザインをお見せした。続いいて自己紹介で自作とパブリックルーフの関係性を説明した。うちの家、松ノ木のあるギャラリー、リーテム東京工場、お祭りプロジェクト、工場コンヴァージョンコンペなど説明。その後金箱さんが大空間の説明を行った。おもしろい。