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新たなラテンの友人

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アルゼンチン大使館の柏倉さんから最近アルゼンチンから建築家が来ると会ってくださいとメールが来る。一応会う前にポートフォリオみたいのあったら送ってくださいというと律儀に送ってくれる。今日会ったマーチン・フンベルマンのポートフォリオは面白いことに建築作品は一つも載ってない。あるのは素敵なインスタレーションとファッションショーの舞台装置である。今日は夕方ガールフレンドのマリアとやってきた。会って話すと彼はブエノスアイレスでギャラリーも持ってそこで実験的な展示をやっていると言う。僕が何かしたければどうぞという感じである。君は建築家か、芸術家か、キュレーターか、エディターかと問うと、全てであり今できる表現は全てやるという。なんで東京がおもしろいかとい聞くと世界で一番ファッショナブル、ニューヨークの比じゃないという。そうかなと思うが。彼自身が最初に発表した雑誌がFRAMEで最初の個展がパリで。次に教えたのがミラノだかで、あまり帰属意識なく世界を飛び回っているのが気に入った。ということで荒木町で食事をして別れ、9月にブエノスアイレスで再会することにした。

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