無理なら最初に言って
いつでも期待していたのにそうならなくてがっかりすることはある。人生は悲喜交々である。コンペに入る入らない、いい仕事が入ったり逃げていったり、などなどまあ数えたらキリがないのだが、最近二つかなり引っ張られた挙句に「できません」と言われ愕然としたことがある。一つはとある理由で人を探し、これはと思う人を1年追っかけて食事も何度かしたり、メールでもいろいろやり取りした挙句に「できません」と断られたこと。もう一つは拙著『建築の規則』の要約英訳をとある方に春にお願いし、夏に出来ると言われ、秋に伸び、冬まで待ち、そして最後に「できません」と返事をもらったことである。うーんできないなら最初に言えよと言いたくなるのだが、言えない事情もあるのだろうか?前者は状況を鑑みるにある程度仕方ないかもしれないけれど、後者はれっきとしたビジネスである。納入期限を無視した挙句に納入しないのだからそれは罪だ。
それにしてもプロポーズの答えを一年引っ張って最後に無理ですというのに等しいね。そんな経験ちょっと辛い。