不機嫌な人は幼稚に見える
和田秀樹『感情的にならない本-不機嫌な人は幼稚に見える』新潮社2013をつい丸善で買って30分で読んだ。というのもいつも感情的になる人を見て幼稚だなあと思っていたからである。しかし読みながら、かく言う自分も論文の梗概とか読みながら学生相手に感情的になっている。ああ幼稚に見えているのだろうと反省しきり。また本書には次のようなことも記されている。Should 思考はグレーゾーンを認めず、グレーゾーンを認めない人はつまり原理主義者であり、そう原理主義者がいるとどうも周りの感情を悪化させる。しかし人のことばかりは言えない。このshould思考は別の言い方をすると曖昧さ耐性が低い状態をいうのだが、私も酒を飲んで感情的になったりするとこの曖昧さ耐性が0になり白か黒かはっきりさせるようになり、対人関係においてもあいつはいいとか悪いとかダメだとか言うようになる。
感情的になったらどうするかこの本では「放っておく」そうすると「忘れる」だそうだ。そんなことできるだろうか?できない場合は「動く」こと。なるほど。そして考えても始まらないことは考えない。はいそうしましょう。