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篠原作品の生活実態調査図

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わけあって西山夘三さんの『日本のすまい』全三巻を古本屋で買って調べ物をしていたのだが、実に内容が充実しているので驚いた。教科書にしたいくらいである(内容が多すぎてとても教えきれないだろうけれど)。第二巻には建築家の住宅についての考察が多くある。目次に名前があがりかなり詳細に分析されている建築家は佐野利器、清家清、池部陽、篠原一男である。その中でも篠原一男は階級意識が乏しい建築家として批判的に(というかかなり滅茶苦茶に)記述されている。そして篠原先生のいくつかの作品では住み方調査がされておりその分析図および説明文もいくつか掲載されていた。こんなもの初めて見た。びっくり。おそらくこの時代にはいろいろあったのだろう、、、、、知らなかった。

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