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大学院後期の課題は環境建築+公共性

理科大大学院後期の製図は日建の亀井さんと日建設備設計の山下さんのお二人による環境建築+公共スペースというテーマで行う。具体的にはホーム位置が市ヶ谷に200メートルずれる飯田橋駅とその駅ビルの設計である。駅ビルといっても大学の多いこの地の立地を考え、インキュベーション施設+サービスアパートメント+ユースホステルのついたオフィス商業コンプレックスビルの設計である。延床42000㎡はこの場所の容積率を使い切るもの。またこれだけの付帯施設を付けているのはそのために必要な公共空間のあり方を考えさせるため。このスタジオは12月初旬で終了して、次の一週間はスペインの建築家エンリクが来日しワークショップを行い公共空間について考える。前期は藤原さん、小西さんによるややコンセプチュアルで構造を考える課題。後期は大規模かつ環境をベースに一年で建築の幅を学んで欲しいと考えている。やや盛り沢山ではあるけれど、いい結果を期待している。

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