金町キャンパスへは御茶ノ水乗り換えで行き来している。先日夕刻に下り線のホームから上り線のホームを意味もなく撮ってみた。上り線ホームはすでに照明が点灯しており人々がよく写っている、一方上り線ホームの向こう側の神田川の川べりの緑も同じように明るく写っている。何かを通り越した向こう側に何かが見える風景はいつも興味深い。加えて手前の風景(上り線ホームの人たち)と奥の風景(川べりの緑)が同時に鮮明に見えるのは構図だけではなく時間帯も限られるようである。特に写真上でそうなるのは明るさが同じくらいの時だけである。昼間ならおそらくホームは屋根の陰で暗くなるはずである。夕方のこの時間帯の偶然である。