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「きてる」じゃなくて「きそう」を考えないと

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武道館で入学式をしてその後神楽坂の教室で父母懇談会まで時間があったので博報堂ブランドデザイン編『思考停止ワード44』2013アスキー新書をルノワールで読んでいたら眠ってしまった。
この本は、この言葉を発するとそれで皆が納得した気になって思考が止まるという言葉を44選んだものである。それぞれその通りと思うことが多い。
たとえば「きてる」という言葉がある。それは今ブームであるというような意味であるが、この言葉一つでプロポの案が決まったりするらしい、加えて顧客側も「きてるね」でその案を受け入れたりするそうだ。しかし今「きている」ものは明日駄目になるかもしれないと著者は言う。必要なのは「きてる」ではなくて「きそう」だろうと。これは建築でもそうだ。やたら学生は流行の雑誌を見ては「きてる」デザインをぱくるのだがそれではダメだ。「きそう」を考える習慣をつけないと。

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