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資本の建築

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一年に一度日建のOB会が東京と大阪で順番に行われる。大阪で行われるときは出席するようにしている。不謹慎だがOB会に出るのが目的ではなく、2年でどのくらい町が変わっているかを見に行くためである。今年は大阪駅の北側の開発が完成したので見てみようと思った。北側にはオフィスビルが3本くらい建っているのだろうか?その足元に7層くらいの商業施設や、ショールームが展開している。一回りして感じるのは建築もテナントも東京となんら変わらないということ。破格の家賃を払えるテナントは全国展開している大きな資本ということなのだろう。さらに驚いたのは北側開発のはずれに建っているヨドバシカメラのビル。これが秋葉原のそれと兄弟のようにそっくり。
日建OB会は800人くらいの会員数でその半分くらいが本日出席。皆さん元気で何より。最初に中村さんが日建の海外物件の紹介をしていたが数百万㎡の仕事など見ると一つのグローブの中でどこに資本が流れ込んでいるのかが感じられる。
世界でも日本でも資本が流れ込むところは集中する。久しぶりにそんな建築を見せてもらった。

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