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小諸コンパクトシティ構想の先鞭をつける商工会議所会館竣工

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信大時代に小諸市の街づくりの検討をしてその中核施設としての商工会議所会館の基本設計を行った。実施設計は商工会議所に所属している甘利設計事務所が行い、今日竣工式を迎えた。基本設計とは構造や材料がだいぶ変わってしまったけれど、坪80万を切る工事費でここまで作っていただいたので感謝している。
午前中は朝から神事を行い、昼前に神事とは別に竣工式が行われ感謝状をいただいた。午後は小諸商工会議所100周年記念式典が行われ、夕方からその懇親会。地元選出の国会議員が5名、市長、知事代理、などなどなんと250名参列の大パーティーが行われた。
「すごいですね」と臨席の市議会議長に言うと、「こうやって皆で元気をだすのですよ」と言っていた。なるほどお祭りみたいなものなのか?
もと国交大臣も務めたという参議院議員の話では、現在国交省には地方都市リノベーションという補助事業があり、地方都市のコンパクトシティ化に補助がでるとのこと。これはある一定のゾーンの中に交通、行政、文化、経済の施設を集約する計画が対象とのこと。小諸では駅の近くに、病院、市役所、図書館、コミュニティ施設、公園、そしてこの郵便局をテナントに持つ商工会議所会館がその補助対象に選択された。全国で最初の採択だそうだ。さてこの計画が今後コンパクトシティとしてどこまで実効性を持つのか見守りたい。

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