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ブラジルの二の舞にならないように

日曜日はクライアントと打ち合わせ。消費税増税が決まり、オリンピック誘致が確定したことで工事費の上昇は逃れられない。さまざまな情報をかき集めてクライアントに話す。工事費が来年夏(着工時)には3割くらいは増加しそうですよと。相手も困った顔だがまあ仕方ないという風である。
それにしても、工事費がそうなのであれば他の物価の上昇も心配である。ラテンアメリカでは政府の発表で年1割~2割程度のインフレなのだが僕が一年ぶりに行って感じた物価上昇は倍である。去年1足300ペソだった全く同じ靴が今年は620ペソだった。そしてブラジルも同様な超インフレに彼らは迷惑している。どこへ行ってもデモの嵐。そのおかげで僕らはブラジリアのコングレッソに入れなかった。彼らにとってワールドカップもオリンピックもお荷物以外の何物でもない。日本はどうだろうか?政府が良かれと思ってやっていることは我々のためになるのだろうか?ブラジルの二の舞にならないことを祈っている。

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