院の製図に求められるのはReasonである
午前中事務所にUBA(ブエノスアイレス大学)の教授で建築家のフェデリコ・レルネール氏が来所。2時間近くかなり真剣に建築論の議論となる。現象学が建築に及ぼした影響そしてそれが日本でどう発露したかなど。日本語でやっても結構面倒な話を英語でやるのもお互い外国語だから大変。お昼に事務所を出て食事抜きで1時に金町の会議に滑り込む。いつもながら会議と言うものは苦手である。終わって研究室で雑用をこなしてから神楽の製図室に向かいそこで某設計事務所の方々と会う。秋にその事務所でレクチャーとワークショップを行う打ち合わせ。その後7時から大学院製図の最終講評会。藤原+小西先生の指導する神楽を読むという課題である。2週間前は影も形も無かったのだが、今日は皆形ができているのには少々驚き少しほっとした。ただ神楽を読む読み方に丁寧さが足りない。院生なのだからもう少し理性的にことを運ばねばいけないだろう。