国立新美から大学は一本近い!
朝2冊のスタイケンン写真集を眺めていた。ピクトリアリズムからストレートへの変化が見て取れる。時代の流れを感じる。
昼ごろ国立新美術館に行って配偶者の作品を見る。宋の時代の書家米 芾をもとにした字である。隣の部屋の中世の巨大タピスリーの展覧会も見る。タピスリーというものは壁面の装飾品だが、石壁の遮熱、遮湿も目的としていたそうだ。
乃木坂から金町へ。研究室に八百屋でバナナとオレンジをおやつに買う。今年のオレンジは美味しいな。2時ころついて少しスケッチ。4時ころ石橋さんが合流して学生を含めてゾーニング案の検討。5つくらいある案にはそれぞれ重要なテーマが隠されている。それらは全て足し算できるものとは限らないがポイントをいくつか抑え合体できそうだ。既存の状況を残しながら新たなものをはめ込んでいく作業である。4時間ぐらい検討の末ベースのゾーニングが生まれる。これを1/300で図面化してみる。屋根の形状の作り方を考える。それらをデベロップするように指示して帰宅。