黒いマリアの背景は?
午後八潮ワークショップ。本年度のキックオフミーティング。今年は公園工事の監修、八潮のツカイカタ釣りバーの制作、T邸茶室デザインと施工、昨年ワークショップのまとめ、そして新たな杜の庭造りプロジェクトである。駅前の会議室で打ち合わせした後、駅の逆側の公園工事現場へ。既に高圧線鉄塔回りの蔦を這わせるワイアーの下地が出来上がっていた。八潮からの帰り北千住から上野に出てラファエロ展に立ち寄る。ラファエロはマリアを多く描いたことで有名だが、その殆どは背景が淡い色。ところがこの「大公の聖母」は背景が真っ黒である。ウフィッチで見たときに不思議だなあと思っていたらこれは後で誰かが(あるいは本人が)黒く塗ったのだそうだ。最近のX線検査で分かったこと。