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4年の製図の最初はコンペ分析

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今年の4年前期の設計製図は先ずヨーロッパのコンペ分析をやることにした。名前を忘れたがヨーロッパのコンペとその入賞案ばかりを掲載した雑誌がある。その雑誌の中から3人一チームの学生に一つのコンペを渡し、その趣旨、入賞案の分析をさせる。もちろん内容は全て英語なので英語のお勉強も兼ねている。
コンペ案は再開発、インフラ提案、公営住宅、美術館、文化センター、高層ビル、住宅までさまざまである。学生たちは先ずは設計趣旨を解読して、敷地を読み取り、次に、提出案に目を移し、なぜこの案が一番なのかを解析する。そこで重要なのは入賞者が主催者の欲しい何に食いついたのか?そしてそれをどのように伝えたのか?
この二点を分析したうえで前期後半ではこれをもとにして自らプロジェクトを立ち上げてもらおうと考えている。

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