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今村君から現代都市理論講義をいただく


今日は朝9時から翻訳勉強会。土曜日は大学のメールも少ないし、午前中は頭が冴えていて集中できる。今日はコンクリート製造におけるco2 放出の話。すごいなセメントの生産量。マヤ文明の遺跡を見た時にセメント作る石灰焼く窯見たけれど、いまだにこいつの効率が問題だというのが面白い。
午後帰宅すると今村君から著書が届いていた。この間ヴィドラーの訳書を頂き今度は都市論講義。まあ精力的でこのヴァイタリティ―はたいしたものだ。おめでとうございます。目次を見ながら、はて?この既視感。そうだこれって『建築の解体』にちょっと似た人選。解体で取り上げられている建築家8人の内半分近くがかぶっている。
あとがきで今村君自身書かれているが、20世紀の都市論で刺激的で今でも有効なものは60年代、70年代の20年に集中しているという。75年に出版された『建築の解体』とかぶるのも無理はない。
それにしても未だに50年前を超えられないというのはどういうことか?つまりそれはもはや都市の時代ではないということなのではなかろうか?都市は僕も大好きだけれどこれがこれ以上の何かになると言う可能性はまだあるのだろうか?そこが問題なのだろうが。今度理科大で今村君に教えてもらおう。

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